私は、常に先々のことに思い巡らし、
自分の足下をみることがすくなかった。
このように、私は気づいて、大いなる発見を披瀝すべく、母に言った。
「私は、気づいた。人と異なることをするというのは、
人と異なることと同時に、人と同じことをしなければならない。非常に大変なことだ。」
すると、母は言った。
「そのようなことは当たり前だ。今更気づいたのか。」
そのようなことは皆気づいていることなのかと、
少し、動揺して近頃暮らしていたのだが、
今日、茂木健一郎さんのブログで、
まさに渇望していた、私を元気づけてくれる言葉をみつけた。
「若いときに大切なのは、
足下のことをきちんとやると同時に、
「遠くをみること」だと思う。
望遠鏡で、できるだけ遠くをみる。
同時に足下をちゃんとしていないと、
いろいろなことがおぼつかない。」
ああ、このような言葉に早く出会っていれば。
しかし、過去の私がこのような言葉に出会っていても、
その時には言わんとすることは理解できても、
真の意味で理解はできなかったかもしれない。
少年よ大志を抱け、然れども足下も見よ。

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