2009年6月2日火曜日

原丈二さんの「新しい資本主義」

私は本をよく買って読んでいるが、久しぶりに心躍る本に出会えた。
原丈二さんの新しい資本主義 (PHP新書)である。

彼はアメリカのシリコンバレーにおいて、ベンチャーキャピタリストとして、
活躍しており、アメリカ型資本主義、つまり金融資本主義から脱却して、
新たな公益のための資本主義を構築することを訴えている。
そして、その資本主義を構築するにあたって、日本が主導権を握り、
他の国々を牽連していくことができる国として最もふさわしく、
まさにそうすべきであると主張している。

ベンチャーキャピタリストでありながら、金儲けが全てではない。
会社は株主のものであるといった、おごった考え方を捨て去り、
会社を社会に貢献するためのものとして新たに捉え直すことの、
重要性について述べられていることに、感激を覚えた。

しかし、会社は社会に貢献するためのものとする思想は何も新しいものではない。
我々日本人が経営の神様として、尊敬している松下幸之助、本田宗一郎
なども、言っていたことである。
金を稼ぐのが会社の目的ではない。
社会に貢献すれば自然と金はついてくるものである。

我々、日本人は自分の足下を再び見つめ直し、
再び、見失いつつあった本当に大切な価値観を世界に広めるべきではないか。

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