私たちは自分の貯めた金を奪われた場合は、返せなどと騒ぎ立てるが、
日々我々が有する知識において同様のことが行われていることを意識しているだろうか。
獲得した知識が削がれていくことは決して愉快なことではない。
では、我々から知識を奪うのは何者かというのなら、
それは目に見える人ではなく、時間という目に見えない存在である。
奪われることを防ぐのは、唯一復習しかない。
新たな知識を獲得することばかり夢中になって、
既に獲得した知識を奪われたままにすることは阿呆のすることである。
奪われないように気をつけながら、新たな蓄積をしなければならない。
学びて時に之を習う楽しからず乎。

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